債務整理②ー任意整理についてー

こんにちは。

8月に突入。と同時に、毎日猛暑日続きですね💦

地域によっては40℃を超える危険な暑さになるところもあるようです。

つくば市は40℃まではいかないようですが、、、暑いです。皆様、くれぐれも熱中症にはご注意くださいね。

さて、今回は債務整理の方法のうち、①任意整理について詳しく説明していきます。

任意整理は、債権者と個別に交渉をして、毎月無理のない金額で借金を返済していく手続きです。

毎月無理なく返済できる金額がいくらなのかは、相談者の収入と生活に必要な支出とのバランスから判断することになります。

食費や住宅費、水光熱費といった生活に必要な費用を支払ってもなお余力がある家計状況であれば、任意整理を選択することが可能になります。

家計に返済余力がある場合には各債権者に返済案を提示することになりますが、一般的には、3年~5年で返済を終える内容で合意することが多いです。

もちろん、あくまでも債権者との交渉ですので、借金の額や状況によっては3年以下での返済を求められることや、5年以上の返済案に応じてくれることもあります。この辺りは、具体的な状況によって柔軟に対応していくことになります。

ここで意外と無視できないのが振込手数料です。

返済期間を延ばすと月の負担額は減りますが、支払回数が増える分だけ送金時に係る振込手数料が増えます。

振込手数料無料のサービスを利用できればいいですが、そうでない場合1社ごとに数百円の手数料がかかります。

例えば、60回で返済する場合、送金1回に330円がかかるとすると、

330円×60回=19,800円がかかることになります。

債権者が5社だとすると19,800円×5社=99,000円。

こうして実際に数字化してみるとインパクトありますよね。

昨今は振込手数料も値上げ傾向にありますし、さらに増える可能性もありますよね。

とはいえ、回数短縮のために無理な返済額で計画を立ててしまい、途中で支払えなくなってしまったら元も子もありません。

債務整理の目的は、現在の借金問題を解決して、新たなスタートを切ることです。

当事務所では、ご相談者ごとに具体的な事情を総合的に判断し、長期的な目線で最適な提案をするよう心がけております。