全国倒産処理弁護士ネットワークの研修に参加しました
若林です。
先日22日に千葉で開催された全国倒産処理弁護士ネットワークの研修に参加してきました。
このネットワークは略して全倒ネットと呼ばれているのですが、会員は全国の倒産処理業務を扱う弁護士で頻繁に情報交換や定期的な研修が開催されています。
私も弁護士登録した年から加入し、全国あちこちで開催される研修にも参加してきました。
コロナ禍後はweb参加もできるようになったので、遠方開催の研修でも参加しやすくなって助かっています。
さて、2月22日はお隣千葉県で関東地区研修会が開催されたのでこちらに参加してまいりました。
本当は現地に行きたかったのですが、都合上web参加になりました。
今回のテーマは「担保法改正と倒産実務への影響」と「準則型私的整理の基礎」の二本立て。
倒産処理の中で譲渡担保物権等を扱ったことはまだないのですが、もし今後扱う機会があった場合は改正法下での対応になるため適切に対応するために役立てたいと思います。
また、準則型私的整理は、会社が負っている債務の保証人等になっている役員の方にとって破産以外の生活再建方法として昨今注目されており、対応・提案できる弁護士の重要性も増している分野です。
今回の研修は基礎を取り上げたものでしたが、会社経営が厳しく債務整理を検討している方に適切なアドバイスができるよう、更に研鑽を積んでいこうと思います。