交通事故の過失割合
こんにちは。
関東地方は本日梅雨入りしたそうですね。
じめじめした日々が続くと何となく気分も憂鬱になってしまいがちですが、梅雨があるから美味しい野菜が食べられる!と思って、
今年も乗り切りたいなと思っています。
さて、今回は交通事故に関するお話です。
交通事故により損害が発生した場合、どちらにどれだけの過失があったのかを考えることになるのですが、
信号のある交差点で、直進車が黄色信号で侵入、右折車が青信号で交差点に進入した後黄色信号で右折した場合の過失割合が実務上どのように扱われているかご存じでしょうか?
あくまでも基本過失割合ではありますが、
直進車:右折車=70:30になります。
もし、直進車も右折車も黄色信号で交差点に進入していた場合には、直進車:右折車=40:60になりますし、
直進車が赤信号で、右折車が青信号で侵入後赤信号で右折した場合には、直進車:右折車=90:10となります。
交差点進入時の信号の色や右折のタイミングで過失割合が大きく変わります。
実際の信号は秒単位で変わるので、当事者間で認識のずれが生じやすいところです。
ドライブレコーダー等客観的な証拠になるものがあるとよいのですが、ない場合は双方の主張が平行線を辿り争いが長期化しがちです。
過失の大きさ云々よりも、事故に遭わないのが一番です。
特に、雨の日が増えるこれからの時期はより注意しないといけませんね。
皆様も車を運転する際はどうぞお気をつけて。